その他に気をつけること

回復を行うときに気をつけたいこと

回復を行うときに気をつけたいことを書いていきます。
こちらも、お暇があれば回復をする人以外にも読んで頂けたら、と思います。
いくつかの内容は、サイト内の他の項目と重複しています。


基本的に最大値まで回復をする

最大HPを上げるの項目でも書いていますが、
HPを回復する際は、最大HPまで回復するのが基本です。
これは強敵と戦う際に、
敵から受けるダメージを把握し、それに耐えられるよう最大HPを底上げする
という工夫を行うことがあるからです。
通常モンスターとの戦闘では、
20や30減っている程度で生死が分かれる場面にはあまり遭遇しませんが、
HPを調整して強敵に挑む場合は、こういったことが頻繁に起きます。
ですので、回復を行う際は最大HPまで回復する。
シンプルな工夫ですが大切な点です。

上記に関連して、
敵からのダメージ、あるいは味方のHP次第ではベホイムを使うクセをつける
という点についても少し。
レベル上限の開放や最大HPの上がる食事の実装、アクセサリーの追加などにより、
現在は職業を問わずにHP500台は当たり前、600~700台のメンバでパーティが組まれることも珍しくありません。
ここで生じてくるのが、
ベホイミ1回では最大値まで回復しきれないことがあるという点です。
回復魔力の底上げ、宝珠やスキルに装備など、様々な強化手段が追加されていますが
それでもなお回復量不足であることが、少なくないからです。

ただしベホイムも装備によっては、回復魔力の低さからHPを最大値まで回復しきれないことがあります。
回復を行う職ならば、頭と体上そしてスティック(両手杖)はその時点で最も数値の高い装備群
を身に付けることをお勧めします。現状ならば退魔以降の装備ですね。
この3部位に関しては、
錬金成功しているけれど魔力の低い装備よりも、錬金は失敗しているが魔力の高い装備
の方が役に立つと思います。(ただし、失敗にも程度がありますが)

守備力の差も、新しい装備を推奨する理由のひとつです。

唱え始めるのが遅れたときは

何らかの行動をしていて即座に回復呪文を唱えられなかったときは、
敵の行動次第ですが、単体回復呪文の代わりにベホマラーを唱えます。
こちらが詠唱している最中に敵が次の行動を実行するものと仮定して、
敵の行動にこちらの回復を追いつかせるのが、このベホマラーの目的です。

2点取られた時に、1点を2回入れて取り返すよりは、一気に2点取り返す方が行動に余裕が生まれる
野球ではありませんが、こんな例えで伝わるでしょうか・・・。

かといって、
誰かが被弾しているのを放置し、もう一人が被弾してからベホマラーを唱える
という行為は本末転倒です。
ターンあたりの回復効率も重要ですが、回復待機ができているなら基本的にすぐ回復をしましょう。

パラディンなどが一人で隔離を行っている場合は、
ベホマラーの代わりにベホイムを唱えるのが選択肢となります。

複数人がダメージを受けているときは

2人以上がダメージを受けている時、1人1人をベホイミなどで回復する行為はとても危険です。
MP効率という観点から見れば、ベホマラーを唱えるよりは効率が良い行為ではありますが、
MPを節約する代わりに、ターンというアドバンテージを失っているからです。
複数人がダメージを受けている時は、MPよりターンの効率を重視してベホマラーを唱えましょう。

蘇生行動が重なってしまったときは

蘇生を行うときに、複数人で蘇生行動を選んでしまった場合、
先に唱え始めていた人は中断せず、そのまま蘇生を行いましょう。
中断するのは後から唱えた人、です。
が、先に唱え始めた人が中断してしまうこともあるので、
後から唱え始めた人でも、中断せず唱えてあまり問題はありません。
問題なのは両方が蘇生行動を中断してしまうことだからです。

役割を分担しないこと

複数の僧侶がパーティにいる構成のとき、補助役の人と回復役の人といったように、
役割を分担しようと提案する人がいらっしゃいますが、これは基本的にNGです。
・分担で行動の重複を省き行動効率を上げられる
とか
・役割分担でお互いの行動が単純化されてスムーズに動ける
という様な効果を狙っているのかも知れませんが、
役割を分担することは逆に危険を招く行動です。

自分がそれを行えるのに、「担当ではないから」と思考停止して見過ごすのではなく、
自分に出来るのならば、補助、回復を問わず自分に出来ることをしていきましょう。

・相方の僧侶は祈りの効果が切れそうなので、更新中はこちらが回復を肩代わり出来る様にしておこう
とか
・相方の僧侶が蘇生を行ったのでこちらはベホマラーを合わせよう
のように
自分の行動を決める際に、お互いの行動や様子を参考にする。
明確に担当を決めるよりは、このように行動する方が戦闘は安定します。


ですが、明確に役割を分けた方が良い場合もあります。
災厄の王やキングヒドラなど、
壁や隔離を行っている戦闘で、一方の僧侶へ怒りが向いた場合がこれに該当します。
この場合、怒られていない僧侶が前に出て壁役や前衛への補助効果の更新を行います。

怒られた僧侶は決して敵に近づいてはいけません。
敵が行動を実行できない距離まで離れ、必要であればマラソンを行って逃げ続けましょう。
怒られていない僧侶のターンが補助に消費されがちなので、距離を取りつつ回復を行ったりもします。

敵の近くに行くときは

隔離役や前衛に補助効果をかけに行く場合や敵にぶきみなひかりを使う場合などが該当します。
これらを行うときは、
自分が敵のターゲットにされていないことを確かめてから近づきます。
いたって普通のことですね。はい。
自分がターゲットにされているかどうかは、
キャラクターを左右に移動させ、敵がそれに合わせて体の向きを変えるかどうかで確認します。

またこの際に、敵が誰かに向かって移動をしていないなら、近づいてはいけません。

敵が動いていない
=仮決定されている行動の射程内に敵のターゲットとされているPCがいるので、
 基本ゲージがたまったら即座に敵が通常行動をしてくる
あるいは
=敵自身を中心とした範囲攻撃を実行する前兆
ということを意味しているからです。
このようなときは、
敵の攻撃に巻き込まれないため、そして攻撃に対応するため、近づかずに待機しましょう。

重さを利用した隔離(=相撲)を行う戦闘では、上述のような動き方をしますが、
壁更新を使って戦う際は自分がターゲットでないなら、積極的に壁役をしましょう。
隔離戦のように敵から離れた位置で回復を行う方がいらっしゃいますが、
壁更新で戦う時に敵から離れるのはターゲットにされたPCです。
ターゲットが距離を保ってターンエンドまで逃げられるよう、壁に入ってサポートをしてあげましょう。
行動をしつつも、敵が回避の必要な攻撃を実行してきた際は回避。
慣れないうちは大変ですが、
的確に壁のサポートをして敵が行動する回数を減らせれば、
その分だけ回復に割くターンが減り、他の行動をすることが出来ます。
回復役は回復行動だけをすれば良いという訳ではなく、他にも出来ることがある
という点を知って頂けたら、と思います。
戦闘や壁更新に不慣れなメンバーで戦う時は、被害軽減のため特にこの工夫が効果的です。

壁更新の方法や注意点は、壁編の1と2をご覧下さい。

特に激しい戦闘中、誰かが倒されたときは

回復役が蘇生を行い、その後HP回復をするという戦い方で、
大抵は問題なく立て直しが出来ていると思いますが、
敵の攻撃が激しい、あるいは数が多くPT全体が受けるダメージが非常に多い場合、
蘇生を行うのは回復役ではなく、他の職の役割になります。
上記のような激しい戦闘の場合、回復役の行動はほとんどベホマラーに消費されます。
ここで回復の手を止めて蘇生を行ってしまうと、生き残っているメンバーが危険にさらされるため、
蘇生行為は世界樹の葉で回復役以外が行ってあげてください。
あるいは、
蘇生呪文や葉っぱで蘇生→他の人が世界樹の雫でHPを回復といった連携を行います。

ドラクエ10には効果の高い回復アイテムが存在していますので、
回復や蘇生行為を回復役に押し付けすぎずに、
前衛もこれらを準備しておき、使うタイミングを覚えられると、
難易度の高いバトルコンテンツにおいての勝率や安定性を高められるようになります。

復活の杖は動作時間が長く、隙を作りやすいので基本的には使いません。
が、この特技は非常に長い射程を持っており、
離れたところから蘇生行為が出来るという利点もあります。
敵のそばで倒れてしまったPCを蘇生するために近づくのは危険な場合もあるため、
そのような際はこちらの手段が選択されることもあります。

戦闘が安定しているときは

戦闘が安定していたり、2ターン以上あまってしまうようなときは、
補助効果のかけなおしを早めに行います。
通常は効果のアイコンが点滅したのを見てから効果の更新をしているかと思いますが、
余裕のあるときは点滅が始まる前にかけなおしてしまいましょう。
ただし、ターンを確保しておくことの方が優先度の高い行動ですので、やりすぎは危険です。


  • 最終更新:2017-12-16 18:39:04

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