壁更新

どう逃げるか

ここからは文字だけでは伝わりづらい部分もあるので、図を交え説明していきます。
本来は4人で実行することですが別項でも書いたとおり、
2人+ターゲットの計3人で成立する行為のため、図中には3人のみを表示しています。
また、図では時計回りで実行していますが、反時計回りで行う場合もあります。

壁の更新は、戦闘が始まってから戦闘が終わるまで繰り返し行う行為です。
そして戦闘に使えるフィールド(以下、戦闘エリア)の大きさは限られているため
ただ壁に入って動きを妨げるだけでは、敵に押され追い詰められてターゲットの逃げ場が無くなってしまいます。
そのため、戦闘エリアを円のように使って逃げること(以下、マラソン)で、敵の進む方向をコントロールします。
円運動であれば終点は始点でもあるため、継続してマラソンと壁の更新が行えます。(図1)
k01.jpg

ターゲットは円を描くようにマラソンし、敵から離れすぎないように注意します。
曲線のコースを走っているので、離れすぎると敵と自分の間に壁役がいなくなってしまうためです。(図2)
k02.jpg

壁更新

敵とターゲットの間に入り敵を妨げるのが壁ですが、
立ち位置を変えずに戦っていると以下のようになります。(図3-1)

マラソンすることでターゲットの位置は変わっていきます。
すると敵の進行方向もそれに合わせてずれていき、壁が外れ敵がターゲットに近づけるようになってしまいます。
(図3-2)
k03.jpg

そこで、ターゲットがマラソンするのに合わせて壁役も位置を調整します。
具体的には、そのとき円の外周に一番近いPCが、一番内側に入りなおすという動きをします。
Bさんが壁の更新をしたことで、Cさんのマラソンできるコースが稼げます。(図4-1)
Cさん及び敵が進んできたら、今度はAさんが内側に入りなおします。(図4-2)
この際、壁に入りなおす側(図4-1でいう所のBさん)が気をつけたいのが、
現在の進路(角度)ぴったりに合わせた位置に入ってはいけない
という点です。
敵の進路妨害だけを考えるならば、その入り方でも問題はありません。
ですが上でも書いている通り、これではいずれマラソン役が追い詰められてしまいます。
・敵の進行を妨害すること
・マラソン役の新たな逃げ道を作ること
この2点を押さえることが大切ですので、
壁に入る際は、次にマラソン役が動く先を考え、やや内側過ぎるくらいの所に入りなおすこと
をこころがけてみましょう。
マラソン役は壁役の更新具合を見つつ逃げ、進路及び敵との距離を調節していきましょう。
k04.jpg

以上の行動を繰り返しつつ、敵がターンエンド行動をして
新しいターゲットが選択されたら、壁を再構築しマラソンを再開します。

壁の更新をする際は、基本的に敵を押す必要はありません。
ターゲットがマラソンで離れていくので敵を押し返す必要がない、という理由と、
押し返せるほどPCが重くないので、押しても相撲の状態が変わらないためです。
同じ理由から、ズッシードをかける必要もありません。
押されながらの相撲状態で壁の更新をすると良いでしょう。
不用意に押しているとターンエンド行動後の押し反撃行動を誘発する
というのも、押さない方が良い理由のひとつです。
これについては注意点にもう少し詳しく書いています。

敵の向きからおおよそのターゲットの位置がわかるので、
それを見つつ、壁として入りなおす場所を図るのも良いかと思います。

壁の更新中の工夫や注意点

壁役全員で同時に動かないこと

壁の更新をする際に気をつけたい点の1つめは壁役全員が同時に動くことです。
同時に動いてしまうと、相撲状態が解除されてしまい
敵がさえぎられることなく、ターゲットに向かいます(いわゆる、ぬるぬる動く状態)。
壁の一番内側にいるPCは別の誰かが更に内側に入るまで、動かないようにしましょう。
壁の更新はPCが立ち位置を調節することで成立する行為ですが、
立ち位置によっては、動かずにいることも大切ということですね。

敵の攻撃手段を回避するために離れる必要があるときは、回避が優先されます。

壁役のコマンド入力のタイミング

壁の更新をしつつコマンド入力することは、慣れない間は難しいかもしれません。
が、自分のコマンドの実行より、壁の更新をすることの方が優先度の高い行動です。
自分が壁の更新をする番ならば、壁に入りなおしてからコマンド入力をしましょう。
壁の更新を遅らせることは次のPCの更新を遅らせることになり、
そして、壁の崩壊につながっていくからです。
ターンがたまってもすぐにコマンド入力をせず、壁の状態を把握しつつ戦うようにしましょう。

ターンエンドに回避が必要な行動で攻撃してくる敵との戦闘では、
敵がターンエンドを迎えるまでの時間も計りながら戦います。
といっても、精密に計る必要はありません。
壁を始める前にのターンエンド行動の部分でも書いていますが、
こちらが2回行動したらターンエンドに備えておく
くらいの感覚で問題ありません。
これで大抵の場合ターンも確保できていますのでツッコミよけなども可能になります。
ただし2回という数字は、まず確実にターンが確保できるけれど非常に雑な目安です。
・各コマンドに動作の長短がある
・PCのすばやさのステータスやピオリムの状態
といった要素や、
操作する人の慣れもありますので、3回~それ以上行動できる場合もあると思います。

マラソン役のコマンド入力のタイミング

マラソン役も、慣れないうちは逃げることに専念すると良いと思います。
動作の長い行動をうかつに実行すると、追いつかれて敵を行動させてしまうからです。
マラソンしながら行動するときは、敵との距離を測り動作の短い行動を選んで使います。
動作の長い特技は、壁に入りながら行うか、敵が行動している最中に行うのが良いと思います。

敵が動いていないときは押さない

敵が何らかの行動をしているとき、敵を押してはいけません。
基本的には壁の更新で相撲ゲージがたまったままターンエンドを迎えていると思いますが、
ターンエンド行動では相撲ゲージがゼロにリセットされません。
ゆえに、ターンエンド行動中の敵を押していると行動直後即座に押し反撃行動をされます。
連続行動をさせないために、敵が行動している間は押さずに相撲ゲージをリセットさせましょう。

下記で述べているようなHPの減ったPCを守るためにも、
防ぐことのできる連続行動は防いであげることをお勧めします。

HPが減ったのでという理由で壁を抜けない

壁の更新で戦っているときに限りませんが、
敵に攻撃されて瀕死状態になったので後ろに下がるということは極力控えたほうがよいでしょう。
下がるのはターゲットにされたとき、そして敵に攻撃される前です。
ターゲットでなければ範囲攻撃以外で倒されることはないので、下がることに意味はありません。
むしろその分壁が不安定になるので、無意味に下がることは避けると良いと思います。

また、上のようにHPの減ったPCを守るという観点からも、
ターゲットにされた人は敵の行動前に離れてあげることが大切です。

自分がターゲットにされてもHPが減っていないから、と下がらずにいることは、
自分以外のメンバーをも危険にさらしているという可能性に気が付いてもらえたら、と思うのです。

必殺技を使う為に後ろに下がる行為も、同様に控えましょう。



  • 最終更新:2017-12-04 23:53:18

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