フォースブレイクを使うときは

特技の項目で紹介すべきかとも考えたのですが、
フォースブレイクを絡めた戦い方の解説が主題なため、行動編の一項目として扱います。

2o17.4.26:Ver3.5中期での変更点を記載。

フォースブレイクを使うときは

魔法戦士の特技、フォースブレイク(以下、FB)をかけて短時間で敵のHPを削り取る
という戦術がとても効果的な場合があります。
以下の文章ではこのスタイルで戦う場合に気をつけて行動したい部分をいくつか書いていきます。

この戦術が選択されるほとんどの場面において、
FB中、どれだけ効率よくダメージを与えられるかでその後の局面や、勝敗が大きく左右されますので、
どれも簡単な工夫ですが、それらを行うか否かで結果がだいぶ違ってくる
という点を知っていただけたら、と思います。

バージョン3.5中期における変更点

2017年4月26日に行われたバージョン3.5中期へのアップデートで、いくつかの点が仕様変更されました。

・CTの短縮
従来の90秒から、60秒へと短縮。
初回CTは従来どおり戦闘開始から30秒後です。

・少ダウン効果の実装
これまでのフォースブレイクは効果が命中しなかった場合、敵の耐性を一切ダウンさせることができませんでした。
つまり、効果命中時とそうでない時の差が非常に大きいスキルでした。
しかし今回の変更により、完全なハズレというものがなくなったので、スキルの安定感が増すことになりました。
具体的には、
・全属性耐性 大ダウン(これまでと同じく、属性耐性を100%ダウンさせる効果)
・全属性耐性 小ダウン(大ダウンにならない場合、こちらが付与される。属性耐性を50%ダウン)
という仕様に変更されました。

大ダウン効果の成功率は従来どおり。効果時間は大ダウン・小ダウンどちらも同じ30秒です。

具体的な動き方

この方法が必要な敵(伝説の三悪魔やキラーマジンガ)に共通しているのが、
次の敵が控えているので、タイムリミットがあるという点です。
タイムリミットがあるので、こちらが行動できる回数にも当然のことながら限度が生じます。
そのため、限られた行動回数の中でダメージを稼ぐことがより重要になってくる訳です。

graph27a.png
基礎知識として知っておきたいのが、
戦闘開始から30秒後に使用可能で、耐性ダウン時間は30秒間という点です。
攻撃魔力を上げることで効果の命中率を上げられますが、
敵がつうこんをしてきたり、高いブレス耐性を必要とする戦闘の場合は、
両手杖で使うのではなく、片手剣+盾というスタイルで使用します。
「会心」の発生する特技ですので、
会心錬金のされた武器や腕装備を身に付けて使用するのも効果的です。
会心装備と非常に相性の良いはやぶさ斬りというスキルが片手剣に存在しますので、
こちらを取得してサブ火力をこなすという戦い方もあります。


◇三悪魔戦では◇
60秒後に動き出すバラモスゾンビに邪魔されることなくキングヒドラを削りきる必要があるので、
使用可能となったらすぐに使ってラッシュをかけます。
大雑把ではありますがPCが3回行動する位で30秒が経過しますので、
4ターン目にFBを使ってラッシュ、ということですね。
ですので魔法戦士の場合、
早詠みを使わずにバイキルト×2、属性フォースの使用で3ターンを使い、その後にFB
と行動がほとんど決まっています。
はげしいおたけびを使わない、通常行動の行動回数が1回といった特徴があるので、
タゲ下がりをせずに4人がキングヒドラの前に集まり、棒立ちで攻撃を行います。
*単体で出現するキングヒドラにもFBは有効ですが、
 そちらと戦う際には棒立ちのメリットはありません。詳細はキングヒドラのページで。

◇キラーマジンガ戦では◇
2体目の出現までに90秒の余裕がありますので、そこまでタイトな行動管理は要求されません。
魔法戦士の使う武器によっては、怒らせるための暴走魔法陣を先に敷く場合もあります。
よける必要のある攻撃をしてくる、通常行動の回数が2回行動といった特徴があるので、
ターゲットにされたらラッシュ中でもタゲ下がりや壁更新をします。
僧侶や魔法戦士に怒りが向けば、アタッカーが攻撃に専念しやすくなるため、
可能であれば敵の怒りがそちらに向くよう仕向けます。

その他に細かな違いはありますが、共通する注意点を以下に挙げていくと、

実行のタイミング

FBが使用可能になったからといって、
敵の動きを見ずに即座に使ってしまうと危険な場合があります。
魔法戦士がターゲットにされているにも関わらずFBを実行するために近づき、
その結果敵を行動させてしまうのは、割と起こりがちな現象です。
敵の行動が、回避を要する行動であった場合、
耐性ダウンが入ったのに回避行動のために攻撃できない
という状況を作ることになります。
FBによる耐性ダウンは敵のHPを一気に削り取る大きなチャンスですが、
チャンスをチャンスとして活かせなければ、それは一転してピンチになり得る
ということを知って頂けたら、と思います。

FBの実行は基本的に敵の行動の合間に行います。
・設定されている回数の通常行動を実行した後
・押し反撃行動後
・ターンエンド行動後
など、これらのタイミングであれば自分がターゲットであっても、
敵が通常行動ターンをためて行動する前にFBを実行して離脱、ということが可能です。

敵が行動をしている間に入れる場合は敵の行動回数を見て実行します。
2回行動をする敵なのに1回目の行動後にFBを実行するのは危険、あるいは無駄を伴う行為です。

威力の高いチャージスキルは、1回目のフォースブレイクに合わせる

フォースブレイクが確実に入るわけではありませんが戦術の要となる部分ですので、
アタッカーはチャージがたまったからといって、FBが入る前に使わないようにします。
FBは60秒で再使用可能となりますが、
アタッカーのチャージスキルは2回目以降のFBを意識しすぎずに使ってしまって問題ありません。

敵に合ったダメージアップの輝石のベルトを装備する

使用するフォースと一致する属性の輝石のベルトや、
敵種族と一致する輝石のベルトがあるならば、それを装備しておきます。
これらは、攻撃力が上がる輝石のベルトよりも遥かにダメージを伸ばすことが可能です。
敵に複数の弱点属性がある場合は、
アタッカーが所持しているベルトの属性で使用するフォースを決めます。

最大HPが、その戦いで確保すべきラインに到達していなければ、HPの上がるベルトが優先されます。

◇蛇足の補足
今後登場するであろうボス達の弱点に対応できるように、
ダメージアップが付いているベルトを手に入れたらキープしておくことをお勧めします。
種族特攻は全てそろえると収納的に大変ですので、属性ベルトの7本。
属性+と種族+の両方が付いているベルトも捨て難いですが、理想を求めたらきりがありません。
そもそも、その属性&種族の組み合わせを弱点に持つ敵が実装されるかどうか、怪しいですし。
ベルトが対応できない、???系という敵も存在しますしね。

属性特技は、4,5,6,8,10%アップ(10は天竜のみ。タブン)

種族特攻は、4,5,6,7,8%アップ(8は天竜のみ。タブン)
*4%が2つ付いて8%になる、という事例もあります。
 ただし、性能が重複しても最高値を超えることはないようです。

の、それぞれ5種類が存在します。

基本的に武器の持ち替えは、しない

フォースブレイクの話から多少逸脱しますが、
シビアな戦闘においては、
大きなダメージが出せるとしても、それを行うのに何ターンを費やしたか
という考え方が特に重要です。

わかりやすい例が単体の敵を相手にしている時に、ためるから棍閃殺を使う行為です。
・ためる弐の実行で1~2ターンを消費
・武器をツメから棍に持ち替えるので1ターンくらいの時間を消費
・棍閃殺を実行で1ターンを消費
・武器をツメに戻すので1ターンくらいの時間を消費

と4~5ターンに相当する時間を必要とします。
棍閃殺のダメージ÷準備にかかるターン
という割り算が、1ターンあたりの平均ダメージですね。
スーパーハイテンション状態にして使う場合は、
演出時間が追加されるので、実際は約6ターンくらいの時間がかかります。
そして、平均ダメージを算出すればお分かりいただけると思いますが、
手間がかかる割には準備ターンを全てタイガークローに回したのと、それほど差がありません。
装備の持ち替えを必要とする行動は、大ダメージを与えているように見えても実際は違う
という点に気が付いて頂けたら、と思います。
ですのでラッシュ時にこのようなことを行うのは、あまり意味のない行為です。
スーパーハイテンションの硬直中に、回避行動の必要な攻撃をされると回避できない
という場合があるので、むしろ危ない行為といえます。

ガードや身かわしが発生すると無意味な攻撃となるので、
それらが起こり得る相手への使用も控える方が良いでしょう。

瞬間的には大きなダメージが出せるので面白い遊び方ですが、
相手や状況を選ぶ必要があると思います、というお話でした。


武器を持ち替えてチャージスキルを駆使する戦い方も、
スタンショットのような妨害効果をもたらすのが目的でない限りは、
ダメージ効率が悪い点では同じですので、こちらも相手や状況を選ぶのが良いかと思います。

要するにシビアな状況に於いては、
メリットがない武器の持ち替えはしない
ということですね。

つうこん対策に両手武器から片手武器+盾に持ち替える行為は、
ダメージ効率というアドバンテージを失う代わりに、
場が乱れづらくなる、という場のアドバンテージを得ているため、
状況が許すならば積極的な持ち替えを推奨します。
*ただし、ツメから扇+盾への変更は特に必要ありません。
 おうぎのまいのダメージが低すぎる点、動作時間が長すぎる点が変更不要の理由です。

誰かが倒されたときは

フォースブレイクを使う前か後か、で蘇生を担当するPCが変わってきます。

FB前
魔法戦士は行動がほぼ固まっているため、蘇生に割けるターンがありません。
僧侶に行動の余裕がない場合は、前衛が世界樹の葉で蘇生をします。
*キラーマジンガの場合は時間的余裕があるので、できる人が蘇生を行います。

FB後
前衛は攻撃に専念、蘇生は基本的に僧侶や魔法戦士が行います。

ただしいずれの場合も例外はあります。
蘇生に世界樹の雫を合わせるなどの臨機応変な対応ができるよう、
事前に用意しておくと良いでしょう。

フォースの維持を忘れない

フォースブレイクを利用した戦い方の話からは少し逸れますが、
2回目以降にFBを使う際、
味方にフォースがかかっていないのにFBを使ってしまうという方を時折見かけます。

蘇生されたアタッカーにフォースをかけ忘れ、FBというケースが多いようです。

FB前は味方のフォースを確認
シンプルですがこころがけましょう。

敵が複数の属性耐性を持つときは

・フォースをかけると敵の属性耐性に引っかかりダメージが減少する
そんな特徴を持つ敵にフォースブレイクを使うときは、
FBを使って効果が命中したならば、その後にフォースをかける
という工夫をお勧めします。
ただし、FBの効果が切れた後は再び敵の属性耐性に引っかかりますので、
・FBを利用したラッシュのダメージ
・属性耐性に引っかかって減少するダメージ
これらを天秤にかけて使用の判断をします。



  • 最終更新:2017-12-16 18:40:19

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