ターゲットの確認

ターゲットの確認

敵は毎回同じPCを狙って行動するわけではありません。
そのため敵の行動後は、誰が次にターゲットにされるかを把握する必要があります。

敵の行動の仕様として、
行動直後で基本ゲージがたまりきっていない状態でも次の通常行動は仮決定されている
というものがあります。
基本ゲージがたまっていないため行動開始はしませんが、
仮のターゲットに向かって移動、あるいは体の向きを変えるため、ターゲットの確認ができます。
ターゲットにされたPCは自分の行動を中断し、距離をとる準備をしましょう。
そうではないとわかったPCは壁に入る準備をします。

敵が向いた方向にPCが2人重なっていて、ターゲットかどちらかわからないときは、
重なっているPC同士で少し左右に離れ、どちらを向くかで確認を行います。

この時に敵が次のターゲットへ向かって動き出さずその場で体の向きを変えるだけならば、
それは、次の通常行動にその場で実行できる行動が選択されていることを意味しています。
その場で実行できる行動とは、敵を中心とする行動や敵自身を対象とする行動を指します。
前者の例としてイオナズンやはげしいおたけび、ジゴスパーク、大地の怒り
後者の例としてバイキルトやベホマが挙げられます。
ですので、ターゲットの確認と並行して、敵が次にどのような通常行動を仮選択しているかの確認も行い、
この兆しが見えたなら、ターゲット以外も行動を中断し敵の行動に合わせて動くようにします。
*ジゴスパークや大地の怒りなどは、技の吹き出しを見てから距離を取るのではなく、
 前兆を察知、退避できるようになると回避成功率が格段に上がります。

○補足:ターゲットがわかったら
ゲームに限った話ではありませんが、
自分が気が付いていることを、必ずしも相手が気が付いているわけではない
ということがあります。
壁の更新をしつつ戦闘することに慣れないうちは、以下のような工夫も良いかもしれません。
・誰がターゲットかわかったPCは、チャットで報告する(打つ余裕があれば、ですが)
・自分がターゲットだとわかったら、「よく使うせりふ」で合図を送る、ジャンプして知らせる
など、戦闘前に決めておくとスムーズなやりとりができると思います。

ターゲットの確認と敵の怒り

敵によって条件は様々ですが、敵が特定のPCに怒ることがあります。
怒り時の敵は攻撃力が1.25倍に上昇するので物理攻撃のダメージが増加します。
そのため、敵が怒ったら無条件でロストアタックを入れている人も多いと思います。
怒った敵は確かに危険ですが、怒り状態にはいくつかの利点も存在します。

行動の一覧が違うので、怒ると使用してこない通常行動が存在する

例)グラコスの仲間呼び、キラーマジンガのリモートリペア等々

逆に、怒り時にだけ実行してくる通常行動もありますので(ベリアルのベホマ等)、
状態ごとの行動一覧を把握しておき、ロストアタックの判断をするのが良いと思います。

怒りを向けられたターゲットが下がらないことの危険について

利点ばかりを書くのではなく危険についても少々。
敵が怒った時にその怒りを向けられたPCが下がらずに敵のそばで戦い続けると、
敵の攻撃手段の射程内に常にターゲットがいる状態を生んでしまいます。
それはつまり、
敵は、妨害されることなくゲージがたまる毎に通常行動を即座に行えるということです。
敵の行動を遅らせて被害を減らす戦い方をしている場合、
回復役のターンが枯渇することもあり、この様な状態はとても危険です。

上述の様な怒りを利用して行動をコントロールする戦い方をしている場合も、
ターゲットが下がらずにいる危険怒りを解除してしまう危険
この2つを天秤にかけて、どう対処するかを決めると良いでしょう。

敵のターゲットが固定されるのでターゲット確認の手間を抜きに壁を構築できる

こちらが、ここで怒りを取り上げる理由です。
特に僧侶や補助職、あるいは離れて攻撃をできる職に敵の怒りを向けられれば、
近接攻撃職が通常行動のターゲットにされることがなくなる
=ターゲットにされて下がる必要がなくなるので攻撃ターンを作りやすい
という状況を作れるので、その怒りを消さずに維持する方が楽に戦えることもあります。
ただし、次項で述べる壁の更新作業の方が攻撃よりも優先度の高い行動ですので、
怒りの維持は攻撃だけができる状態を意味するものではありません。

敵がその場で実行できる行動を行うことも当然ありますので、
次の通常行動にどんなタイプの行動を選択しているかは通常、怒り時を問わずに確認が必要です。

つうこんをする敵が盾を持っている職に怒っている状態の利点

会心ガードのかかっているPCに敵のターゲットを固定できれば、
それは、つうこんの危険から他のメンバーを守ることにもなります。

ダメージを軽減して受けるので聖女をかけなおす手間が省け、
僧侶も行動の余裕をあまり失わずに済みます。
会心ガードについてはこちらでもう少し詳しく説明しています。

◇まとめのようなもの◇

メンバーのHP次第では怒った敵の攻撃一発で倒される状態になることもありますので、
・利点と危険のどちらが上回っているか
・メンバーのHPは攻撃に耐えられるか
などを参考にして、状況に合わせて対応を変えてみませんか?
というターゲット確認から脱線した怒りのお話でした。




  • 最終更新:2017-12-04 23:16:39

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